身土不二(しんどふじ)とは、「身体と土との間には、切り離すことのできない深い結びつきが存在し、身体と育った風土の土(環境)は同じ性質を持っているということです。それゆえ、自分が生活している風土から生まれた食物で自分の身体を養えば健康でいられる」という考え方です。つまり、日本で生活している私たちには、日本の風土で育った作物が一番よく合い、その土地でとれた作物をいただくことで、環境への適応力を高めてくれると考え方です。
手軽に入手できるから、身体にいい成分が入っているからとかという理由で、輸入物や旬からはずれたものを多く食べるのは良くないということです。
自然界がそうであるように、出来るだけシンプルな食生活を心がけたいものです。
自動車に燃料を入れるように、ただエネルギー補給のための食事なんてつまらないですね。
ゆっくり楽しく食べることが大切です。食事は家族で楽しく出来れば最高です。
昔の人は、住んでいる所の一里四方の物を食べて暮らせば健康でいられると言っていました。