▼辛くないとうがらし
・万願寺とうがらし(京野菜) -タカヤマシード-
京都府舞鶴地方を起源とした長系大型種。中晩生、草姿は半立性。果長は15cm、重さ15g程度。果肉はピーマン並に厚く、やわらかく、甘味もあり、種子も少ない。
・紫とうがらし -ナント種苗-
戦前から奈良県で栽培されている品種。果実はナスのような黒紫で加熱をすると鮮綠色に変わる。
辛みが出ることはなく、真っ赤に完熟すると甘みが増す。
▼辛いとうがらし
・ハラペーニョ(エンジョイ) -サカタのタネ-
メキシコ料理には欠かせないとうがらしです。暑さに強く、真夏でもよく生育し、果実は厚肉で25g
位、濃緑色のシワのない円錐形です。きわめて強烈な辛みを持ちます。
・げきから -渡辺採種場-
草勢、草丈ともに中くらいの品種。葉は中ぐらいの剣葉。果は下向き長さ12cm位の細長、青いう
ちから辛みがあり、赤熟すると辛みを増して激辛となる。
・大紅とうがらし -中原採種場-
辛みの強い、キムチ用大型とうがらし。早生種で青とうがらし、乾燥とうがらし兼用品種。果長14
~15cm、果径1.5~1.7cm、果重14~15g、果が太く光沢がある。
・カイエンとうがらし -たねの森-
赤く熟したトウガラシの実を乾燥させた香辛料。暗赤色から鮮紅色をしており、スコヴィル値が
30,000-50,000と強い辛味がある。スペインのトウガラシアヒ (aji) と同じものと言われる。
・インドジンウソツカナイ -トキタ種苗-
生のまま箸休め的にかじって食べる。カレーの味付けにインドで一番多く使われている種類の品種。
・牛角大王 -トキタ種苗-
中華料理にピーマンの様な食感と辛さを添える。香りとほんのり甘みあり、肉厚で食べ応えがある。
・魔女の杖 -トキタ種苗-
太めでねじれるチョイ辛い『ひもとうがらし』完熟前にはオレンジ〜赤の「まだらの紐」に。極早く
収穫できる。
・うまからとうがらし -松永種苗-
適度の辛味、風味豊かな疫病抵抗性赤とうがらし。草姿は立性で草丈はやや高く、側枝の発生が適度
で収穫しやすい。
・黄色とうがらし -中原採種場-
草勢は旺盛でウイルス病に強く、作りやすい。果は6~7cmのテリのある濃黄色果で、下向きに数多
く着果する豊産種。辛味が強く、漬物などの香辛料に利用できる。
・やまと紅 -中原採種場-
果長5~6cm、果重4g、果実は上向きに房成りに着生する多収穫品種。赤熟果は辛味が強く、乾果と
して漬物などの香辛料に利用できる。
・とうがらし 鷹の爪 -カネコ種苗-
果実は小果で、長さ3cmくらい完熟すると緋紅色となり強い辛みがあります。